東京マーケット・サマリー（23日）

■レートは終値（前日比または前週末比）、安値─高値

＜外為市場＞

ドル／円 ユーロ／ドル ユーロ／円

午後5時現在 142.87/89 1.0866/70 155.28/32

ＮＹ午後５時 143.11/12 1.0956/59 156.78/82

午後５時のドル／円は、前日ニューヨーク市場午後５時時点に比べてドル安／円高の１４２円後半。ただ、ユーロ安／ドル高の流れがドル／円に波及したことや日米の金融政策の違いが意識され、ドルは一時１４３．４４円付近と７カ月ぶり高値を更新した。

＜株式市場＞

終値 前日比 寄り付き　　　 安値／高値　　

日経平均 32781.54 -483.34 33458.35 32,575.56─33,533.47

ＴＯＰＩＸ 2264.73 -31.77 2307.67 2,253.58─2,309.60

プライム指数 1165.41 -16.36 1187.28 1,159.74─1,188.49

スタンダード指数 1111.05 -4.00 1119.68 1,105.82─1,121.97

グロース指数 1053.18 -16.92 1081.23 1,041.12─1,081.83

東証出来高(万株) 158845 東証売買代金(億円) 44312.20

東京株式市場で日経平均は、前営業日比４８３円３４円安の３万２７８１円５４銭と、大幅続落した。海外中銀の相次ぐ大幅利上げでリスクオフムードが高まり、利益確定売りが強まった。これまで株高を主導してきた銘柄群の下げが目立ち指数を押し下げ、日経平均は節目の３万３０００円を割り込んだ。日経平均の日中値幅は９５７円と、今年最大となった。

プライム市場の騰落数は、値上がり３２５銘柄（１７％）に対し、値下がりが１４５６銘柄（７９％）、変わらずが５２銘柄（２％）だった。

＜短期金融市場＞　

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.074

ユーロ円金先（23年9月限） ───

3カ月物ＴＢ ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス０．０７４％になった。前営業日（マイナス０．０７３％）をやや下回った。「３日積みだが、地銀の調達が引き続き弱かった」（国内金融機関）という。ユーロ円３カ月金利先物は閑散。

＜円債市場＞　

国債先物・23年9月限 148.78 (+0.02)

安値─高値 148.60─148.82

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.365％ (-0.005)

安値─高値 0.380─0.365％

国債先物中心限月９月限は前営業日比２銭高の１４８円７８銭と６営業日続伸して取引を終えた。米金利上昇で売りが先行したが、日本株が大幅下落となり底堅い展開となった。１０年最長期国債利回り（長期金利）の引け値は、前営業日比０．５ｂｐ低下の０．３６５％。

＜スワップ市場・気配＞　

2年物 0.14─0.04

3年物 0.19─0.09

4年物 0.24─0.14

5年物 0.30─0.20

7年物 0.44─0.34

10年物 0.63─0.53