[ニューデリー ２３日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コム は２３日、２０３０年までの対インド投資額を２６０億ドルとする計画を発表した。アンディ・ジャシー最高経営責任者（ＣＥＯ）が訪米したインドのモディ首相との会談後に明らかにした。

内訳は明らかにされなかったが、クラウドサービス部門であるアマゾン・ウェブ・サービス（ＡＷＳ）は先月、３０年までにインドに１兆０６００億ルピー（１２９億ドル）を投資する計画を発表している。

アマゾンは先に６５億ドルの対インド追加投資を明らかにしており、主に他社との競争が激化するｅコマース（電子商取引）部門の強化に充てる方針。

アマゾンのブログによると、モディ首相とジャシーＣＥＯは会談でインドのスタートアップ企業の支援、雇用創出、輸出強化、デジタル化、世界との競争を見据えた個人と小規模企業の能力強化について協議した。

対インド投資では、グーグルもグジャラート州の国際金融テックシティー（ＧＩＦＴシティー）にフィンテックのオペレーションセンターを開設する計画。同社がロイターに明らかにした。