独消費者信頼感、7月は－25.4に低下＝ＧＦＫ

［ベルリン　２８日　ロイター］ - ドイツの市場調査グループＧｆＫが２８日発表した７月の独消費者信頼感指数はマイナス２５．４と、６月のマイナス２４．４（改定値）から低下し、市場予想のマイナス２３も下回った。景気と所得に対する期待値が低下した。

ＧｆＫの消費専門家ロルフ・ビュルクル氏は、「消費者は再び先行き不透明感を強く感じている」と指摘。同指数は９カ月ぶりに低下したという。

「高インフレの継続が家計の購買力を著しく損ね、個人消費がプラス寄与することを妨げている」と指摘した。

７月は購買意欲がやや改善した一方で、景気と所得に対する期待値が低下した。詳細は以下の通り。

JUL 2023 JUN 2023 JUL 2022

Consumer climate -25.4 -24.4 -27.7

Consumer climate components JUN 2023 MAY 2023 JUN 2022

- willingness to buy -14.6 -16.1 -13.7

- income expectations -10.6 -8.2 -33.5

- business cycle expectations 3.7 12.3 -11.7