印ＨＤＦＣ銀行、7月1日付で住宅金融ＨＤＦＣを吸収合併

[３０日　ロイター] - インドの住宅金融大手ＨＤＦＣ（ハウジング・デベロップメント・ファイナンス）とＨＤＦＣ銀行は３０日、両社の合併の効力発生日を７月１日とすることを取締役会で決定した。合併の規模は４００億ドルとインド企業として過去最大。

取引所への提出文書によると、両社はＨＤＦＣ株をＨＤＦＣ銀行株に交換する基準日を７月１３日に設定した。

昨年４月に発表された合意に従い、ＨＤＦＣの株主は保有する２５株当たり４２株のＨＤＦＣ銀行株を受け取り、ＨＤＦＣ銀行の株式４１％を保有することになる。

リフィニティブのデータによると、ＨＤＦＣ銀行は株式交換によって世界の銀行の時価総額で上位１０位に入る見通し。

また、統合後の融資残高は２２兆ルピーを超え、国内最大手のインドステイト銀行に次ぐ規模となる。