ペルーＣＰＩ、6月は前月比－0.15％　約2年ぶりの下落

［１日　ロイター］ - ペルー国家統計情報庁（ＩＮＥＩ）が１日発表した６月の消費者物価指数（ＣＰＩ）は、前月比０．１５％下落した。下落は２０２１年４月以来で、物価はペースを落としながらも上昇するとのアナリスト予想に反する結果となった。

食肉や鶏肉などの食品価格が押し下げ要因だった。

ロイターのアナリスト予想は０．１５％上昇だった。５月は０．３２％上昇していた。

前年同月比では６．４６％上昇し、７％を切るとした中央銀行の予想とほぼ一致。５月は同７．８９％上昇だった。

それでも、６月のインフレ率は目標（１─３％）の２倍の水準。中銀は２４年初めまでに目標に戻ると予想している。

昨年のインフレ率は８．４６％と四半世紀超ぶりの高水準だった。