- 2023/07/04 掲載
インド製造業PMI、6月は57.8に低下も高水準 国内外の需要堅調
市場予想の58.0は下回った。
S&Pグローバルの経済アソシエートディレクター、ポリアンナ・デリマ氏は「インド製の商品に対する国内外の堅調な需要が示された」と指摘。
新規受注と生産のサブ指数は5月から若干低下したが、50を大幅に上回った。内需と外需どちらも好調で、外需は15カ月連続で増加した。
企業の将来の事業活動に対する楽観度は年初来の最高水準を付けた。
人員採用は3カ月連続で増えた。
人件費や一部の原材料のコスト高で投入価格が上昇したが、伸び率は長期平均を下回った。顧客への価格転嫁も進み、産出価格の指数は13カ月ぶりの高水準となった。
デリマ氏は、企業が競争力を維持しながら価格を転嫁することができたようだと分析した。
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