米シタデル旗艦ファンド、上期リターン7.15％=関係筋

［ニューヨーク　５日　ロイター］ - 米ヘッジファンド、シタデルの旗艦ファンド「ウェリントン」が、上期に業界平均を上回る７．１５％のリターンを達成した。関係筋が５日明らかにした。

調査会社ＨＦＲによると、ヘッジファンド業界全体の上期のリターンは暫定値で平均０．６３％だった。

ウェリントンはマルチストラテジーのファンド。関係筋によると６月のリターンは０．９５％だった。

関係筋によると、シタデルの「テクニカル・トレーディング」ファンドの上期リターンは９．３６％、「グローバル・エクイティーズ」ファンドは８．４３％、「グローバル・フィクスト・インカム」ファンドは４．３９％だった。

シタデルは、６月初め時点で全ファンドを合わせた運用資産が約５９０億ドルだったと発表している。

ファンド・オブ・ファンズのＬＣＨのデータによると、同社の昨年１年間の利益は１６０億ドルで、ヘッジファンド運営会社として過去最高だった。