- 2023/07/07 掲載
リーバイス、通期利益見通し下方修正 個人消費低迷で値下げへ
第2・四半期(5月28日まで)の純売上高は9%減少。リフィニティブのデータによると、四半期としては2021年第1・四半期以来の大幅な落ち込みとなった。
チップ・バーグ最高経営責任者(CEO)は会見で、メーシーズやノードストロームなど小売店で販売する6製品ほどを値下げすると明らかにした。価格に敏感な消費者の購入を促す狙いだという。
リーバイスは通期の調整後1株利益見通しを1.10─1.20ドルとし、従来の1.30─1.40ドルから引き下げた。また、通期の純売上高は前年比1.5─2.5%増加する見通しとした。従来は1.5─3%の増加を見込んでいた。
第2・四半期は利益率が比較的高い直販の売上高が13%増加。一方、卸売売上高は北米や欧州の業者が在庫を減らしたことが響いて22%減少した。
地域別の売上高は米州が22%減、欧州が2%減だった。
純損益は160万ドルの赤字。前年同期は4970万ドルの黒字だった。
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