- 2023/07/07 掲載
全米労働委、スターバックスを提訴 従業員の再雇用拒否で
訴状の中でNLRBは、3店舗を「遺産地区」と呼ばれる店舗に再編し、73人の従業員に再応募を強いる計画が、3店舗のうち1店舗で労働組合の結成に向けた動きが出ていることへの違法な対応だと批判した。
この店舗の従業員22人中16人の再雇用を拒否したことで、スターバックスは別の2店舗で「労組が結成された場合に何が起こるかという明確なメッセージを送り、従業員の労組結成への支持をくじいた」とした。
訴訟は、スターバックスが解雇や懲罰的な措置、より高い賃金・福利厚生の提供拒否、組合活動を理由とした再応募の強制の差し止めを要求。また、解雇した従業員33人に、賃金や福利厚生を伴う業務を提供するよう求める。
スターバックスは、NLRBが提起した措置は「私たち(の従業員)の利益に反し、地元シアトルで顧客にサービスを提供することを脅かす。私たちは『遺産地区』の設立を擁護していく」と反論した。
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