- 2023/07/07 掲載
中国CATL、超低温下で充電効率高める新素材開発
CATLのチーフサイエンティスト、ウー・カイ氏によると、電解液に投入するこの新たな素材により、摂氏マイナス20度では充電効率を50%、より通常の気温なら43%高められる。ただ効率向上の詳しい仕組みについては明らかにしていない。
気温が下がると電解液の働きが鈍るため、EVにとって冬期は走行環境が厳しくなる。車を温めるために余分な電力も使うため、走行距離が一層制約される面もある。
ウー氏は、CATLは今年、10分の充電で400キロの走行が可能となる電池の量産ができると述べた。
また次の目標として、同じ距離の走行に必要な充電時間を5─7分に短縮することを掲げた。
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