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  • 2023/07/20 掲載

豪就業者数、6月も予想以上に増加 利上げ観測強まる

ロイター

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[シドニー 20日 ロイター] - 豪連邦統計局が20日発表した6月の雇用統計は、就業者数が2カ月連続で市場予想を大幅に上回った。失業率は50年ぶり低水準付近を維持し、労働市場の逼迫が続いていることを示唆した。

市場では追加利上げ観測が強まっている。

6月の就業者数は前月比3万2600人増加。市場予想は1万5000人増、5月は7万6600人の大幅増だった。

失業率は3.5%で、下方改定された5月の水準から横ばいとなった。市場予想は3.6%だった。昨年10月に記録した3.4%をわずかに上回った。

統計発表を受け、豪ドルは対米ドルで0.9%上昇し0.6830米ドル。5営業日ぶりに反発している。

3年債先物は12ティック安の96.1。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は過去1年余りで計400ベーシスポイント(bp)の利上げを実施し、政策金利は11年ぶり高水準の4.1%となっている。

労働市場の底堅さは追加利上げが必要になる一因で、市場が織り込む8月の利上げ再開確率は42%と、統計発表前の35%から上昇した。

中銀のブロック次期総裁はインフレを抑制するには失業率が4.5%前後に上昇する必要があるとの認識を示している。

IGの市場アナリスト、トニー・シカモア氏は、今回の強い雇用統計を受けて中銀がタイトな労働市場とインフレの高止まりに対する懸念を強めるだろうと指摘。

キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、マーセル・ティエリアント氏は、今の引き締め局面であと2回の25bp利上げがあるとの予想を据え置いた。

6月のフルタイム就業者数は3万9300人増。5月も6万2900人増加していた。6月の労働参加率は66.8%と過去最高付近。

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