- 2023/07/20 掲載
印リライアンス金融部門、株価決定 時価総額200億ドルに
株式時価総額は約200億ドルと、インドの上位40社の一角を占めることになる。
リライアンスは金融サービス事業拡大のため、昨年10月にJFSの分社化を発表した。
国内証券取引所では20日、JFSの株価を決定するため、1時間にわたる特別セッションでリライアンス株が取引された。
JFSの株価はリライアンスの前日終値(2841.85ルピー)から特別セッション終値(2580ルピー)を引いた261.85ルピーに決まった。市場予想は160─190ルピーだった。
リライアンスの株主はリライアンス株1株につきJFS株1株を受け取る。
Equinomicsの創業者であるG.Chokkalingam氏は「投資家がJFSの将来の業績に強い自信を持っていることが明らかになった。同社は(リライアンス傘下の通信会社)ジオの顧客基盤にアクセスできるほか、リライアンスの金庫株1兆ルピー近くを保有している」と指摘。
「リライアンス・インダストリーズの株価もここから大きく上昇するだろう。JFSの放出は始まりに過ぎず、小売りや通信分野の成長機会で株主はさらに多くを期待できる」と述べた。
リライアンスはJFSの上場日を次回の年次株主総会で決める可能性が高い。
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