- 2023/07/21 掲載
アメリカン航空が通期利益予想引き上げ、下期減速との見方で株価下落
シティのアナリスト、スティーブン・トレント氏は「なぜこれまで利益の予想対比上振れ幅と同じだけ通期見通しが上方修正されなかったのか、投資家は懸念している」と述べた。
アナリストの間では、アメリカン航空のパイロットとの労働協定更新交渉再開により、非燃料コストが増大するのではないかとの不安も広がっている。ロバート・アイソム最高経営責任者(CEO)は、ライバルのユナイテッド航空が提示している賃金と同等の水準を支払うと表明しており、現時点で80億ドル強と推定される協定のコストがさらに大きくなるとみられている。
また第3・四半期の有効座席マイル当たり売上高見通しが前年比約4.5―6.5%減少するとの予想も嫌気された。
第2・四半期の調整後1株利益は1.92ドルで、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の1.59ドルを上回った。
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