- 2023/07/21 掲載
台湾TSMCが3%超下落、通年減収見通しで
20日発表した第2・四半期決算は、純利益が前年比23.3%減少。世界経済が減速する中、需要の弱さを反映した。
それでも純利益は市場予想を上回った。アナリストは通年の減収見通し下方修正についても投資家の想定内だと指摘する。
ゴールドマン・サックスはリサーチノートで、「TSMCの在庫調整サイクルは今年第4・四半期で終わる見通しで、売上高ガイダンスの下方修正はこれが最後となる可能性がある」とし、2024年の力強い成長に向け良好な状態にあると指摘。
「米国での事業拡大の遅れも投資家は十分予想していたとみている」とした。
シティ・リサーチのアナリストはリサーチノートで、「人工知能(AI)チップ製造における主導的地位を背景に24年以降も堅調な見通しを予想している」と述べた。
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR