- 2023/07/26 掲載
日経平均は続落、FOMCの結果発表控え様子見強い
日経平均は前営業日比22円高と小幅に反発してスタートした後はマイナス圏に沈み、前日の終値を挟んで一進一退の値動きを続けた。業種別の方向感はみられず、決算を受けた個別物色の動きが中心だった。
野村証券の投資情報部の沢田麻希ストラテジストによると、きょうから日本企業の決算発表も本格化する上、FOMCの結果発表や週後半には日銀金融政策決定会合を控えており、「ポジション調整の売り買いが交錯した」という。
FOMCについては「今回会合での0.25%の利上げはほぼ織り込まれているので、パウエル議長の会見などで多少調整はあったとしても米国市場が大きく上下に動く展開は想定しづらい」として、日本市場への影響は限定的とみている。
ただ、利上げは織り込み済みとはいえパウエル議長がタカ派発言をした場合などは、金融引き締めの長期化から景気後退懸念が生じ、株安を予想する声も出ている。
TOPIXは0.10%安の2283.09ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比0.10%安の1174.92ポイントで取引を終了。プライム市場の売買代金は2兆7807億円だった。東証33業種では、パルプ・紙や電気・ガス、医薬品などの13業種が値上がり。ゴム製品やその他製品、輸送用機器の20業種は値下がりとなった。
個別では、決算内容が好感された大塚ホールディングスが1.7%高となった一方、海外事業の不振などが嫌気された富士通ゼネラルは11.1%安だった。指数寄与度の大きい東京エレクトロンは0.9%高と堅調。
プライム市場の騰落数は、値上がりが775銘柄(42%)、値下がりは945銘柄(51%)、変わらずは115銘柄(6%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 32668.34 -14.17 32704. 32,488.52─32,724.25
96
TOPIX 2283.09 -2.29 2285.3 2,270.90─2,286.66
0
プライム指数 1174.92 -1.18 1175.7 1,168.65─1,176.60
2
スタンダード 1115.33 +0.18 1115.8 1,112.12─1,115.97
指数 2
グロース指数 983.56 +2.21 980.47 975.88─985.77
東証出来高( 126862 東証売買代金(億円 27807.
万株) ) 00
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