- 2023/07/27 掲載
英バークレイズ、上期利益は予想と一致 貸倒引当金増加
投資銀行部門はディールメイキングの低迷で減収となったが、コンシューマー部門やクレジットカード部門が好調だった。
税引き前利益は46億ポンド(約59億6000万ドル)。市場予想の平均は45億ポンド、前年同期の実績は37億ポンドだった。
投資銀行部門は10%の減益。債券・為替・商品部門の利益が6%減の29億7000万ポンド、株式部門の利益が49%減の13億ポンドだった。
同行は第2・四半期の自社株買いを7億5000万ポンドと発表。同行がまとめた市場予想の5億7500万ポンドを上回った。
主要市場である英米の金利上昇は利益拡大に寄与したが、貸し倒れリスクも増加。上期に8億9600万ポンドを貸倒引当金を計上した。これは前年同期の3億4100万ポンドの2倍以上に相当する。
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