- 2023/08/02 掲載
政策修正、「出口意識せず」=粘り強く緩和継続―内田日銀副総裁
内田真一日銀副総裁は2日、千葉市で講演し、7月の金融政策の修正について「(経済・物価の)上下双方向のリスクに機動的に対応しながら粘り強く緩和を続けることが狙いだ」と述べた。その上で「当然、出口を意識したものではない」との見解を示した。
日銀は7月、長期金利の変動許容幅の上限を0.5%から1%に事実上引き上げた。内田副総裁は「この先、物価の上振れなど状況が変化した場合に混乱なく緩和を続けていくための備えとしての工夫」と説明。金利を低く抑え続けることに伴う副作用を予防的に和らげたと指摘した。
【時事通信社】
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