- 2023/08/02 掲載
前のドルは143円前半へ上昇、格下げ後の米金利切り返す
正午時点のドルは、前日ニューヨーク市場終盤とほぼ変わらずの143円前半。
格付け会社フィッチは日本時間2日早朝、米国の外貨建て長期債格付けを「AAA」から「AAプラス」に引き下げた。
直後はドルが幅広く売られ、米国債もアジア市場の時間外取引でいったん買われたが、ドルはほどなく143円台へ反発。米10年債利回りも4.03%付近とニューヨーク市場終盤の水準へ再浮上した。
ただ、米国債の格下げは12年ぶり2度目。市場では「米国債市場に大きな影響が及ぶとは思えないが、短期的には乱高下のリスクが懸念される」(国内証券)として、きょうの米市場の反応に関心が寄せられている。
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