- 2023/08/04 掲載
英バークレイズ、EU本部の移転検討 ダブリンからパリに
バークレイズはアイルランド部門の中間決算報告書の中で、欧州大陸における同部門の「業務バランスに近づける」ため、EU本部移転を検討していると明らかにした。
ブレグジットを受けて金融サービスの世界的な勢力図が揺らぐ中、パリが最大の勝者の一角として浮上。英金融業のEUへの自由なアクセスが失われたため、銀行各行はサービスを維持するためにEUに拠点を開設している。
仏中央銀行は先月、ブレグジット後の銀行誘致が予想を上回り、同国の国際収支押し上げに反映されたと分析した。
バークレイズは、EU本部を移転した場合、「少数の職務」がパリに移ることになると説明。規制当局やその他の利害関係者との初期的な協議が進行中だとした。
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