- 2023/08/08 掲載
6月実質賃金1.6%低下、物価上昇でマイナス幅拡大=毎月勤労統計
労働者1人当たり平均の名目賃金を示す6月の現金給与総額は、前年比2.3%増の46万2040円。
内訳は所定内給与が前年比1.4%増の25万3554円と、5月の同1.7%と比べて伸びが鈍化した。
ボーナスなど特別に支払われた給与も前年比3.5%増の18万9812円と5月の35.9%増から鈍化した。
一方、所定外給与は前年比2.3%増の1万8674円と5月の0.5%増からプラス幅が拡大した。
毎月勤労統計で用いられる消費者物価指数は、2020年基準の持ち家の帰属家賃を除くベース。消費者物価指数は昨年4月以来高い水準が続いており、ことし1月に5.1%まで上昇した後は鈍化しているものの、賃上げが物価上昇に相殺されている。5月は3.8%上昇、6月は3.9%上昇だった。
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