- 2023/08/08 掲載
UBSが投資銀行部門の幹部刷新、米大手行に対する競争力強化へ
セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)が、クレディ・スイスを救済合併する機会を捉え、投資銀行事業で米大手行に対する競争力強化を図る狙いがあるとみられている。
今回の幹部刷新でクレディ・スイスのデービッド・コステル氏がカバレッジのグローバル共同責任者に、同じくクレディ・スイスのトム・チャートン氏は人事担当グローバル責任者に起用された。ロイターが従業員向けメモの内容を確認して分かった。
UBSでハイテク・メディア・通信(TMT)分野の投資銀行業務グローバル責任者を務めていたクリスチャン・ルスール氏もカバレッジのグローバル共同責任者に昇格するとともに、引き続きTMT分野を統括する。
合併・買収(M&A)のグローバル共同責任者にはネストル・パズガリンド氏とマーク・アンソニー・ホリハン氏が就任する。
一方グローバルバンキングの執行会長だったマイケル・サンティニ氏ら何人かの幹部は退社することになる。
米州事業ではソロン・ケンタス氏とジェフ・ヒントン氏がM&A責任者に、ブラッド・ミラー氏が株式資本市場責任者に起用された。
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