- 2023/09/25 掲載
カナダ労組、フォードとの新協約を承認 賃上げ最大25%
[24日 ロイター] - カナダの労働組合ユニフォー(UNIFOR)は24日、米フォード・モーターとの3年間の新労働協約が組合員の投票で承認されたと発表した。
フォードは新協約で最大25%の賃上げを提示。初年度に10%、2年目、3年目に2%、3%の賃上げを実施するほか、現役従業員全員に生産性・品質に関する1万ドルのボーナスを支給する。
フォードは19日に組合側と暫定合意に達し、カナダ工場でのストを回避していた。
ユニフォーはフォードに対して賃金や年金の改善に加え、電気自動車(EV)への移行支援や追加投資の確約を求めていた。ステランティスとゼネラル・モーターズ(GM)との間では、まだ合意に至っていない。
同労組は全米自動車労組(UAW)と異なり、米3大自動車メーカー(ビッグ3)のうち1社とまず交渉した上で、他社との協議のベースにする「パターン交渉」方式をとっている。
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