- 2023/10/03 掲載
エスグラントがSBI新生銀の主要株主に、議決権比率12.50%
[東京 3日 ロイター] - 旧村上ファンド系とされるエスグラントコーポレーションが整理回収機構とともにSBI新生銀行の主要株主になったことが同行が関東財務局に3日提出した臨時報告書で分かった。総株主の議決権に対する比率はともに12.50%。10月2日に株式併合を実施した結果、エスグラントが主要株主として残ることになった。
SBI新生銀株は9月28日に東証で上場廃止となった。上場廃止後に株主として残るには2000万株以上を保有することが条件だったが、エスグラントは2000万株を保有していた。
同行は28日、エスグラントによる大量保有報告を受けてコメントを発表し、株式併合を予定通り実施する考えを示した。公的資金返済に向けた具体的仕組みについても、2025年6月までに決定する方向で協議を進めるとしていた。
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