- 2023/10/25 掲載
午前の日経平均は続伸、米ハイテク株高が支援 半導体関連しっかり
半導体関連株やファーストリテイリングなど、指数への寄与度の高い銘柄群を中心に幅広く買われた。自律反発を期待した買いで、プライム市場の8割超が値上がりした。中国・香港株の堅調な値動きも、投資家心理を支えた。上げ幅を縮小した場面では、3万1200円台半ばを通る5日移動平均線がサポートとして機能した。
一方、今週から企業決算の発表が本格化するほか、来週には日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており「積極的な上値追いは限られるのではないか」(国内証券のアナリスト)との見方も聞かれた。
TOPIXは1.27%高の2269.14ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆5943億5100万円だった。東証33業種はすべて上昇し、値上がり率上位には石油・石炭製品や輸送用機器、卸売などが並んだ。 東京エレクトロンやトヨタ自動車はしっかり。三菱商事も堅調だった。一方、ニデックは年初来安値を更新。ファナックはさえなかった。
新規上場のKOKUSAI ELECTRICの初値は公開価格を15%上回る2116円だった。前場終値は初値を上回る2321円。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1432銘柄(86%)、値下がりは196銘柄(11%)、変わらずは31銘柄(1%)だった。
PR
PR
PR