- 2023/11/03 掲載
NY円急伸、149円台前半=米雇用統計下振れで
【ニューヨーク時事】週末3日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米労働市場の軟化を示唆する雇用統計の発表を受け、1ドル=149円台前半に急伸した。午前9時現在は149円35~45銭と、前日午後5時比1円07銭の大幅な円高・ドル安。
米労働省が朝方発表した10月の雇用統計で、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比15万人増加。伸びは前月から大きく縮小し、市場予想も下回った。失業率は3.9%に小幅悪化した。
これを受け、連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ観測が後退。円買い・ドル売りが活発化した。
【時事通信社】
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