- 2023/11/21 掲載
独経済、第4四半期も小幅マイナス成長へ 険しい回復想定=中銀
ドイツのウクライナ侵攻開始以来、続いているドイツ経済の「低迷期からの回復は険しいものにとどまる」とした。
今年の四半期統計でプラス成長を記録したのは1回のみで、第4・四半期の各種経済指標もおおむね予想から下振れしている。
ただ、連銀は来年については慎重ながらも楽観視しており、高い雇用水準や力強い賃金の伸び、安定しつつある心理指標を理由に挙げた。
「年明けに若干改善する兆しが出始めている」とし「新規受注の基調は、外需が底を打った可能性を示唆している」と分析した。
それでもなお、世界的な産業活動の持続的改善を示すデータがないほか、国内企業の受注は徐々に減少しており、これも生産の重しとなる可能性があると見込んだ。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR