中東情勢の緊迫化を受けて、１５日の日経平均株価は取引開始直後から大幅に下落した。一時前週末比７００円超安と、３万９０００円台を割り込んだ。

イランがイスラエルに対し、在シリア大使館空爆への大規模な報復攻撃を実施したことで投資家心理が悪化した。根強いインフレ圧力による米利下げ観測の後退で、先週末の米国株式市場で主要株価指数がそろって下落したことも影響した。

【時事通信社】 〔写真説明〕大幅下落し、一時３万９０００円台を割り込んだ日経平均株価を示すモニター＝１５日午前、東京都中央区