- 2025/02/12 掲載
為替は日米財務相で緊密に議論、自身はあまり承知せず=赤沢再生相
[東京 12日 ロイター] - 赤沢亮正経済再生相は12日の閣議後会見で、日米首脳会談で為替市場についてやり取りがあったかどうかを問われ、「自身で承知していることはあまりない」とし、「為替は引き続き加藤勝信財務相とベッセント米財務長官の間で緊密に議論していく」と述べた。
石破茂首相は米国時間7日の首脳会談後に開いたトランプ米大統領との共同会見で、「(為替は)第1次トランプ政権時と同様に専門家である日米の財務大臣の間で緊密な議論を継続させていくことにした」と説明していた。
首脳会談で石破首相が表明した対米投資を1兆ドルに引き上げることや、米国産液化天然ガス(LNG)の購入を拡大することについては、「リーズナブルな価格でのLNG輸入の選択肢が増えることは日本の経済安全保障に資する」と述べた。日本の国民にどのような影響があるかについて判断するのは「時期尚早」とした。
米国の追加関税を受けて中国が米国に報復関税を課したことにも言及し、「日本経済に影響が出る」と懸念を示した。第1次トランプ政権時を振り返り、中国から米国へ輸出するスマートフォンに使う日本製部品に影響があったとした。
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