- 2025/02/20 掲載
米電動トラックの二コラが破産申請、EV市場の失速響く
[19日 ロイター] - 米電動トラックメーカーの二コラは19日、連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の下で資産売却を進めると発表した。EVの需要低迷や不正疑惑、資金調達を巡る問題などに見舞われ、経営難が続いていた。
スティーブ・ガースキー社長兼最高経営責任者(CEO)は声明で「EV業界の他の企業と同様に、当社の運営能力に影響を与えたさまざまな市場やマクロ経済の要因に直面している」とした上で、「残念ながら、われわれの最善の努力はこれらの重大な課題を克服するのに十分ではなかった」と述べた。
二コラは、価値を最大化し、秩序ある事業縮小を確実にするために売却手続きの開始を決定したとしている。
午後の取引で二コラの株価は約39%急落。時価総額は2020年の上場直後に270億ドルでピークに達していた。
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