- 2026/08/18 18:00 掲載
Uber、日の丸交通と東京ロボタクシーで提携、2026年後半に日産リーフで試験運行へ
試験運行では、英Wayveの自動運転システム「AI Driver」を搭載した日産自動車のEV(電気自動車)「リーフ」を使用する。国内の法規制や許認可要件に準拠し、日の丸交通は認可を受けた運行主体として、車両基地でのオペレーションのほか、車両のメンテナンスや点検、清掃、充電、運行状況の管理などを担当する。
試験運行の初期段階では、日の丸交通の経験豊富なドライバーが安全要員として運転席に乗車する。安全性を確認しながら段階的に導入し、将来的な完全無人運行については規制当局の承認を前提としている。
今回の取り組みは、Uber、Wayve、日産自動車の3社が3月12日に締結した、日本でのロボタクシー展開に関する発表に基づく。当時、3社は2026年後半をめどに東京で試験運行を始める計画を明らかにしていたが、実際の旅客運送を担う認可タクシー事業者については選定中としていた。今回、日の丸交通がその役割を担うことが決まった形だ。
Uberの自律型モビリティ・デリバリー部門グローバル責任者のサーフラズ・マレディア氏は、東京について「世界でも有数の複雑な道路環境」の1つと位置付け、日の丸交通の運行経験や安全基準、日産の車両技術、WayveのAI技術が取り組みの成功に欠かせないとの認識を示した。
同時に、日の丸交通の富田和考社長は、長年培ってきた安全管理や運行ノウハウを活用し、「有人タクシーとロボタクシーがそれぞれの強みを発揮できる運行体制」の構築を目指すとしている。深刻化するドライバー不足への対応も狙いの1つとみられる。
UberとWayve、日産は、リーフをベースとしたロボタクシーを東京に投入する計画を2026年3月に発表している。WayveのAI Driverは、高精度地図に依存せず、車載センサーから得られる情報をAIが処理して周囲の交通環境を把握し、走行判断につなげる仕組み。東京での試験を通じ、安全性や運用面を検証しながらサービス展開を目指す。
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