- 2025/04/07 掲載
東京株、3万1000円割れ=1年半ぶり安値、世界株安止まらず
週明け7日午前の東京市場で、日経平均株価は一時、前週末比2987円安の3万0792円を付けた。昨年8月5日の取引時間中の安値(3万1156円12銭)を下回り、2023年10月以来、1年半ぶりの低水準となった。トランプ米政権の高関税政策による景気減速などを警戒した売りが続き、世界的な株安の連鎖が止まらない。
4日の米国の主要株価指数はそろって大幅急落。米政権の「相互関税」に対して中国が報復関税を課すと発表し、投資家心理が一段と悪化した。
経済大国の貿易摩擦激化は、「米中両国だけでなく世界全体の経済への悪影響を連想させる」(国内証券)とされ、7日の東京市場は業種を問わず幅広く売られる全面安の状態となった。
【時事通信社】 〔写真説明〕下落した株価を示すモニター=7日午前、東京都中央区
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