- 2025/04/23 掲載
ボーイング、デジタル関連事業の一部を105.5億ドルで売却
ボーイングは2000年にジェプセンを15億ドルで取得。昨年売却入札を開始した時点では60億ドル超で手放すことを目指していたが、複数のPE企業や少なくとも航空宇宙部品メーカー1社が買収に名乗りを上げるなど強い引き合いがあった。
4人の関係者の話では、トーマ・ブラボーはTPGやアドベントといった同業者との競争に勝って買い手の地位をつかんだという。
ボーイングにとって今回の事業売却は、非中核資産の切り離しによって債務圧縮を目指すケリー・オルトバーグ最高経営責任者(CEO)の計画の一環だ。
売却手続きは年末までに完了する見通し。顧客に対する保守・修理・診断サービスに必要なデータは、売却後もボーイングが引き続き利用できる形となる。
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