• 2025/04/23 掲載

金利据え置き支持、関税でインフレリスク=クーグラーFRB理事

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[22日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクーグラー理事は22日、米国の関税が予想を大幅に上回り、物価上昇圧力になる可能性が高いことから、FRBはインフレリスクが後退するまで短期借り入れコストを据え置くべきとの見方を示した。

トランプ政権の通商、移民、財政政策や規制見直しがインフレや労働市場にどのような影響を与えるか注意深く見守っているとし、予想より「かなり大きい」関税に明らかに注目していると述べた。

講演原稿で「見通しに対するリスク、特にインフレ上振れリスクや雇用下振れリスクも注視している」と述べた。

FRBの政策は経済の変化に対応できる「良い位置にある」とし、「経済活動と雇用が安定している間、こうしたインフレ上振れリスクが続く限り、現在の政策金利を維持することを支持する」と表明した。

第1・四半期の米経済は減速した可能性が高いとした上で、家計や企業が関税に備える中、購入「前倒し」が成長を押し上げた可能性があると指摘した。

最近の金融市場のボラティリティーも懸念材料だとし、「金融環境が持続的に引き締まれば、将来の成長の重しになりかねない」と述べた。

労働市場は堅調でおおむね均衡しているが、インフレ率抑制の進展は鈍り、FRBの目標である2%を上回ったままだと指摘した。短期的なインフレ期待は上昇しているものの、長期的な期待はなお抑制されているとし、「この状態が続くことを願う」と述べた。

金利調整が実際の経済情勢に影響をもたらすには時間がかかるため、不確実性が高い現状ではリアルタイムのデータを注視し、経済の変化をできるだけ早く察知しなければならないと強調した。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます