- 2025/04/24 掲載
米ファンドがフジ取締役候補変更=投資責任者から弁護士へ
フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングスは23日、米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが株主提案する取締役候補1人を差し替える意向だと発表した。対象候補はダルトンのジェームズ・ローゼンワルド最高投資責任者(CIO)とみられ、新たに傘下ファンドの代理人弁護士の水落一隆氏に変更する可能性が高い。
フジHDが22日、ダルトンから意向表明の書面を受け取った。フジHDはダルトンに対し、放送法上、日本国籍を持たない取締役が選任された場合、原則として認定放送持ち株会社の認定が取り消されると指摘していた。
ダルトンは16日、フジHDが6月に開く株主総会で、SBIホールディングスの北尾吉孝会長兼社長ら取締役候補12人を株主提案すると発表。この中にローゼンワルド氏も含まれていた。
【時事通信社】
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