- 2025/04/24 掲載
ユーロ圏インフレ、短期的には低下加速を予測=オランダ中銀総裁
ピーターソン国際経済研究所のイベントで同総裁は「ユーロ高とエネルギー価格の下落は、短期的な影響が結局それほどインフレ的ではない可能性を示唆している。しかし中期的には、世界のサプライチェーンの混乱が価格上昇圧力となるリスクが依然として存在する」とした。
また、貿易摩擦により物価が上昇する一方、欧州の財政支出拡大により雇用が支援される可能性があるため、インフレの中期的見通しはより不確実だと警告した。
ECBの政策金利については、緩和的でも引き締め的でもない政策金利が、概ね望ましい水準であり続けるとの見解を示した。
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