- 2025/05/08 掲載
外国人労働者がユーロ圏経済成長をけん引、ECBエコノミストが指摘
ECBのエコノミストは、過去3年間の労働力増加の半分は外国人で、労働力不足の緩和に寄与したと指摘。教育水準が向上し、より高度な技術を要する仕事でも活躍し始めているとした。
「ここ数年の外国人労働者の流入は、ユーロ圏の労働力の力強い伸びにつながり、人口動態のマイナス傾向を幾分相殺した」とした。
欧州では、反移民を掲げる右派政党が伸長している。ECBは、高齢化の進行と低い出生率がユーロ圏の労働力と経済成長の制約要因となっているが、外国人労働者がこの問題の解決に貢献できる可能性があるとした。
PR
PR
PR