- 2025/05/12 掲載
中国CATL、香港上場で少なくとも40億ドル調達へ
[12日 ロイター] - 12日に提出された目論見書によると、中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は、香港での新規株式公開(IPO)で少なくとも310億1000万香港ドル(約39億9000万ドル)の調達を目指している。香港では今年最大規模のIPOとなる。
公開株数は1億1790万株で、応募価格は最高で1株当たり263香港ドル。公開株数の調整オプションやグリーンシューオプションが行使されれば、調達額は約53億ドルに拡大する可能性があるという。
目論見書によると、シノペックとクウェート投資庁を筆頭とする20超のコーナーストーン投資家が、約26億2000万ドル相当の購入を申し込んだ。
プライシングは13─16日に実施され、最終的な価格設定は19日かそれ以前に発表される予定。取引開始は20日。
IPO価格が1株当たり263香港ドルの場合、9日の深セン上場株の終値に対して若干のディスカウントとなる。
目論見書によると、米国のオンショア投資家は香港IPOでCATL株を購入することはできない。ただ、これら投資家の多くはオフショア口座も保有しているため、参加は可能となる。
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