- 2025/05/13 掲載
エクイノール、NY沖風力発電事業取りやめも 米政権の中止命令で
エクイノールの米国再生可能エネルギー部門のモーリー・モーリス社長はインタビューで、プロジェクトを存続させるために同社は1週間当たり5000万ドルを支出していると説明。「現時点で状況は持続不可能だ」と述べた。
モーリス氏によると、建設中の海域に停泊している11隻の船舶には100人の労働者が待機し、作業再開の指示を待っている。
バーガム米内務長官は4月17日に同風力発電施設の建設中止を命令。バイデン前政権が十分な環境分析を実施せずに事業を認可したことを示す情報があると主張した。
モーリス氏は、建設中止命令は米海洋大気局(NOAA)が策定した報告書に基づいて出されたが、エクイノールはこの報告書を見ていないので、具体的にどのような問題が提起されたのかは分からないと話した。
トランプ大統領は急拡大する国内のエネルギー需要を満たすため、エネルギー事業の認可を加速するよう関連省庁に指示している。だが風力発電は、この取り組みの対象から外れている。トランプ氏は大統領就任初日に風力発電事業の認可と事業区域リースの停止を命じている。
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