• 2025/05/20 掲載

JPモルガンCFO、金利収入増の可能性 経済見通しには懸念

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェースのジェレミー・バーナム最高財務責任者(CFO)は19日、貸し出しの利息収入と預金者に支払う利息の差である純金利収入(NII)が2025年に10億ドル増える可能性があるとの見通しを明らかにした。25年12月期のNII見通し945億ドルを変更するのは時期尚早だとも述べた。

バーナム氏は株主やアナリストへの年次プレゼンテーションで「関税措置の変動が、既存の地政学的緊張に加わる形で、経済の先行きが見通しにくくなっている」との懸念を表明。「インフレと大規模な財政赤字が組み合わさり、政策対応の余地が狭まることでリスクがさらに高まる可能性がある」と指摘した。

26年にクレジットカード債務のうち返済されない割合については、3.6─3.9%と推定。25年の推定の3.6%からやや高まると想定している。

消費者・コミュニティーバンキング部門トップのマリアン・レーク氏は「消費者と中小企業は引き続き財務的に健全な状態を維持している」としながらも「消費者信頼感と中小企業の景況感は確実に悪化している」との見方を示した。

バーナム氏は、買収に関しては検討する用意はあるものの、事業統合の課題などを踏まえ、慎重に対応するとの見解を示した。

ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は先週、貿易協議に伴い関税を巡る懸念が和らぐ傾向もみられる中でも、リセッション(景気後退)の可能性を排除できないと指摘している。

ダイモン氏はイベントで株主からの質問に回答する予定で、後継のCEO選定を巡る発言に注目が集まっている。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます