- 2025/05/22 掲載
中国百度、米半導体規制に「国産で対応可能」 第1四半期AIクラウド好調
百度の副社長は電話会議でアナリストに対し「国内で開発された半導体と、効率が向上している国産ソフトウェアが、中国のAIエコシステムにおける長期的なイノベーションの強固な基盤になる」と述べた。
中国の大手テクノロジー企業、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)もこれまでに同様の見解を示している。
百度が発表した第1・四半期決算は、売上高がアナリスト予想を上回った。AIクラウドサービスの需要が増加した。
第1・四半期の総売上高は3%増の324億5000万元(45億ドル)と、LSEGがまとめたアナリスト平均予想の309億元を上回った。
売上高の大部分を占めるオンラインマーケティング事業は6%減の173億1000万元。アナリスト予想は173億9000万元だった。ただ、非オンラインマーケティング事業はAIクラウド事業が好調だったことで94億元と、40%増加した。
米国預託証券(ADS)1株当たり利益は21.59元。前年同期の14.91元から増加した。
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