- 2025/07/10 掲載
ファーストリテ、24年9月ー25年5月期は12.2%の営業増益 米関税影響「限定的」
Kentaro Okasaka
[東京 10日 ロイター] - ファーストリテイリングが10日発表した2024年9月-25年5月の連結営業利益(国際会計基準)は前年比12.2%増の4509億円だった。売上収益も同10.6%増の2兆6167億円となった。25年6-8月期もユニクロ事業を中心に増収増益と好調なトレンドが継続する見込みとしている。
25年8月期通期の連結業績は従来見通しを据え置いた。米関税については、9日時点の最新の状況を踏まえて前提を見直したものの、既に相当量の商品が米国内に入庫しているため、今期は関税の税率にかかわらず影響は限定的としている。
国内のユニクロ事業は、第3・四半期(25年3-5月)は通年商品の販売が好調だったほか、感謝祭やゴールデンウィーク商戦では夏物コア商品が売り上げをけん引し、既存店売上高が7.5%増となった。ただ、調達に使用している為替予約レートが円安となったことや、在庫処分のための値引き販売の影響で売り上げ総利益率は低下した。
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