- 2025/07/14 掲載
英労働市場、6月に急減速 求職者がコロナ禍以来の大幅増
求職者指数は5月の63.3から66.1に上昇し、2020年11月以来の高水準となった。
同指数がこれより高い数値を示したのはコロナ禍、08─09年の世界金融危機、01年9月11日の米同時多発攻撃直後のみ。
RECとKPMGは指数上昇について、英経済の急激な冷え込みというより、異例の不確実性の高さを反映していると指摘。
KPMGのグループ最高経営責任者(CEO)、ジョン・ホルト氏は「地政学的混乱やコスト上昇の脅威に加え、テクノロジー効率化の見込みから、企業は引き続き採用を様子見する姿勢を取っている」と述べた。
新規採用者の初任給と求人需要も軟化し、労働市場の減速を示した。
イングランド銀行(英中央銀行)は来月の会合で政策金利を引き下げると広く予想されている。
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