- 2025/07/15 掲載
米出版マグロウヒルがIPO計画、評価額42億ドル目指す
[14日 ロイター] - 米出版大手マグロウヒルは14日、新規株式公開(IPO)し、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場する計画を発表した。評価額42億ドルを目指す。
放出する株式数は2439万株。公開価格は1株19-22ドルで最大5億3700万ドルを調達する予定。
マグロウヒルは2011年にプライベートエクイティ(PE)大手アポロ・グローバルに25億ドルで買収され、非公開企業化された。アポロは15年にマグロウヒルの上場を計画したことがあるが、21年にPEプラチナム・エクイティに45億ドルで売却した。
米IPO市場はトランプ関税の影響でいったん冷え込んだものの回復しつつあり、ステーブルコイン発行大手サークル・インターネット・グループやデジタルバンクのチャイム・ファイナンシャルなどのIPOは投資家の関心を集めた。
マグロウヒルは出版業界で最も知名度の高い企業の1つ。同社の資料によると、米国の高校3年生までの公立学区の99%、高等教育機関の82%が同社の製品を採用している。今年3月末まで1年間の売上高は前年比7%増の20億ドル超だった
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