- 2025/07/15 掲載
国内旅行、3年連続首位=「余暇重視」も参加率低下―24年レジャー調査
日本生産性本部が15日発表した「レジャー白書2025」(速報版)によると、24年の余暇活動への参加率は「国内観光旅行」が48.3%で最も高かった。3年連続の首位となったが、前年(48.7%)より低下。調査担当者は「昨今の物価高で、多くのお金がかかる旅行には支出ができないと考える人もいるようだ」とみている。
今年2月にインターネットを通じてアンケート調査を実施し、全国の3467人から回答を得た。参加率はその余暇活動を1年で1回以上行ったと回答した人の割合で、国内旅行はコロナ禍前の19年(54.3%)の水準を回復していない。
参加率の2位は「動画鑑賞」(38.1%)で、前年の3位から順位を上げた。一方、2位だった「外食」(35.6%)は3位に。ここでも物価高による節約志向が影響したとみられる。
一方、「仕事(勉強、家事を含む)」と「余暇」のどちらを重視するかとの問いに「余暇重視」と答えた人の割合は67.8%と、比較可能な09年以降で最高を記録した。近年は増加傾向が続いており、今回調査も10~30代の若年層を中心に余暇重視の回答が多かった。
【時事通信社】
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