- 2025/07/19 掲載
うなぎで夏バテ知らず=「丑の日」店頭にぎわい
土用の丑(うし)の日を迎えた19日、東京都内のうなぎ料理店には、夏バテ防止に効くとされるうなぎを食べて厳しい暑さを乗り切ろうと、開店前から大勢の客が列を作った。物価高で財布のひもが固くなりがちな中でも、夏の風物詩の人気は衰え知らずのようだ。
老舗の「八ツ目や
にしむら
目黒店」(目黒区)では、1500枚ものかば焼きを仕込むため、早朝から大忙し。職人が手際良くさばいたうなぎを、秘伝のタレを絡めて炭火でこんがりと焼き上げた。
持ち帰り用のみで、1枚3000円。物価高は続くが、少しでも多くの人に届けようと、昨年と同じ値段に据え置いた。丑の日以外も連日にぎわいを見せているそうで、店主の松本清さんは「きょうも暑いが頑張って売り、たくさんの人に楽しんでもらいたい」と話した。
【時事通信社】
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