- 2025/07/22 掲載
NY市場サマリー(21日)円上昇、S&Pとナスダック最高値・利回り低下
終盤の取引で、円は対ドルで1%高の147.315円。対ユーロで0.4%高の172.27円、対ポンドで0.4%高の198.64円。
ユーロ/ドルは0.4%高の1.1681ドル。ポンド/ドルは0.6%高の1.3488ドル。主要通貨に対するドル指数は0.5%安の97.969。
NY外為市場:[USD/J]
<債券> 利回りが低下した。米関税を巡る不確実性を背景に、投資家がショートポジションを巻き戻した公算が大きい。 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は18日、トランプ政権が貿易交渉で欧州連合(EU)とのいかなる合意においても、15─20%の最低関税を課す構えと報じた。 エコノミストらは、予想を上回る関税引き上げは世界経済の足かせになると見ており、この日はこうした見方が欧州および米債買いの一因となった。 指標となる10年債利回りは約6ベーシスポイント(bp)低下の4.369%。 30年債利回りも6bp低下の4.936%。 2年債利回りは2bp低下の3.85%となった。
米金融・債券市場:[US/BJ]
<株式> S&P総合500種とナスダック総合が終値で最高値を更新した。週内に決算発表を控えるアルファベットなど大型株が上昇し、指数を押し上げた。
グーグルの親会社であるアルファベットは23日の決算発表を前に2.7%上昇。電気自動車(EV)大手テスラも23日に決算を発表する予定で、超大型ハイテク7銘柄「マグニフィセントセブン」の決算の皮切りとなる。両社の決算は今後数日中に業績報告を行う他の大手企業の動向を占う材料になるとみられる。
テスラは0.35%下落したが、アップルは0.62%上昇、アマゾン・ドット・コムは1.43%上昇した。
通信大手ベライゾン・コミュニケーションズは通期利益見通しを上方修正し、株価は4%以上上昇した。
米国株式市場:[.NJP]
<金先物> 米長期金利とドル指数の低下が追い風となり、続伸。中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前週末比48.10ドル(1.43%)高の1オンス=3406.40ドルと、約1カ月ぶりの高値を付けた。
NY貴金属:[GOL/XJ]
<米原油先物> 欧州連合(EU)によるロシアに対する追加制裁の影響は限定的との見方から売りが優勢となり、続落した。米国産標準油種WTIの中心限月8月物の清算値(終値に相当)は、前週末比0.14ドル(0.21%)安の1バレル=67.20ドル。9月物は0.10ドル安の65.95ドルだった。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
ドル/円 NY終値 147.38/147.39
始値 147.75
高値 147.76
安値 147.09
ユーロ/ドル NY終値 1.1695/1.1696
始値 1.1644
高値 1.1716
安値 1.1645
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 96*31.00 4.9450%
前営業日終値 96*05.00 4.9990%
10年債(指標銘柄) 17時05分 98*31.00 4.3797%
前営業日終値 98*18.00 4.4310%
5年債(指標銘柄) 17時05分 99*26.00 3.9167%
前営業日終値 99*19.75 3.9610%
2年債(指標銘柄) 17時05分 99*25.38 3.8607%
前営業日終値 99*24.50 3.8750%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 44323.07 -19.12 -0.04
前営業日終値 44342.19
ナスダック総合 20974.18 +78.52 +0.38
前営業日終値 20895.66
S&P総合500種 6305.60 +8.81 +0.14
前営業日終値 6296.79
COMEX金 8月限 3406.4 +48.1
前営業日終値 3358.3
COMEX銀 9月限 3933.4 +87.0
前営業日終値 3846.4
北海ブレント 9月限 69.21 ‐0.07
前営業日終値 69.28
米WTI先物 8月限 67.20 ‐0.14
前営業日終値 67.34
CRB商品指数 304.7933 ‐1.3219
前営業日終値 306.1152
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