- 2025/07/24 掲載
最低賃金、目安額の議論に至らず=物価指標など意見交換―厚労省審議会
中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)は24日、2025年度の最低賃金引き上げ額の目安を決める小委員会の第3回会合を開いた。目安額の水準に関する議論には至らず、次回会合で検討することになった。具体的な引き上げ額を巡っては、労働者側と使用者側の対立が予想され、調整は難航しそうだ。
生活費の状況を見るデータとして、複数の物価指標を確認する必要があるとの見解が労使双方から示された。具体的にどういった指標を重視するかは次回会合で詰める。これまでの会合で労使は、消費者物価指数の「食料」が昨年10月から今年6月まで前年同月比で平均6.4%上昇したことを確認していた。
【時事通信社】
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR