- 2025/07/28 掲載
印TCS、1万2000人超削減へ 全従業員の2%
[ベンガルール 27日 ロイター] - インドのITサービス大手タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)は27日、2026年度に従業員を2%削減すると発表した。主に中間および上級管理職が対象になる。
人工知能(AI)などの技術を採用して新分野に参入する一方で、需要見通しの不透明感に見舞われる中での措置。全従業員61万3000人余りのうち1万2200人程度を削減する。
同社は声明で「この移行は顧客へのサービスの提供に影響を与えないよう、十分な配慮を払って計画されている」と説明した。
インドのIT業界は需要の低迷、持続的なインフレ、米貿易政策の不透明感を背景に、顧客が必須でない技術支出を抑制する状況に直面している。
クリティバサン最高経営責任者(CEO)は今月、顧客の意思決定やプロジェクトの開始に遅れが見られると述べた。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR