- 2025/08/08 掲載
米シェニエール、日本向けLNG長期供給で初契約
[7日 ロイター] - 米液化天然ガス(LNG)大手シェニエール・エナジーは7日、日本最大の発電会社JERA(東京)と、2029─50年の21年間に年間100万トン(MTPA)のLNGを供給する契約を締結したと発表した。
フェイギン最高商務責任者(CCO)は決算説明会で、同社が日本企業と締結した初の長期契約だと明らかにした。
米国は世界最大のLNG輸出国。同分野の商業活動は、トランプ米大統領が今年1月に新規LNG輸出許可の一時停止措置を解除したことを受けて勢いを増している。 欧州連合(EU)は7月、包括的な貿易協定の一環として、米国から3年間で7500億ドル相当のLNGを購入する契約を発表。シェニエールのような主要生産者にとって、新たな商機をもたらしている。
同日発表した4─6月期決算は利益が前年同期比でほぼ倍増した。一部資産の価値上昇、安定した需要、堅調な利益率が寄与した。
調整後のコア利益は14億2000万ドル。LSEGがまとめたアナリスト予想の15億6000万ドルには届かなかった。
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