- 2025/12/17 掲載
機械受注10月は2カ月連続増、判断「持ち直しの動き」に上方修正
[東京 17日 ロイター] - 内閣府が17日に発表した10月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は、前月比7.0%増となった。2カ月連続の増加。ロイターがまとめた事前予測は前月比2.3%減で、予想に反し増加した。
内閣府は、機械受注の基調判断を「持ち直しの動きがみられる」に上方修正した。
業種別では、製造業が13.3%減少した一方、非製造業は28.8%増加した。製造業のうち化学は前月の大型案件の反動減があり、汎用・生産用機械や情報通信機械などもマイナスに寄与した。
非製造業は運輸・郵便業が、鉄道車両の大型案件が入ったことなどから伸びたほか、情報サービス業や金融・保険業も堅調に増え、全体の受注増に寄与した。
機械受注統計は機械メーカーの受注した設備用機械について毎月の実績を調査したもの。設備投資の先行指標として注目されている。
*この記事はこの後更新します。
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